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Showing posts from September, 2016

goodbye summer

本当に久しぶりにブログを書いています。私は、日記や付箋や間違えたコピーの裏紙やiPhoneのメモに、毎日毎日溢れるほどの言葉を自分だけに向けて綴るのだけど、それを時にはちゃんと外に出そうとふと思いました。外に出すというのは、ある種証明みたいなものでしょう?私はこの時こんな事を考えていたの、という証明。昔の言葉を読むとドキンとする事もあるけどそれでもいいの。22歳の秋をいつでも側に感じられるように。 わたし毎日をヒリヒリする程がむしゃらに真剣に生きなきゃいけない。いま特にそうなの、なんとなく過ごしちゃだめだぁ。 わたしすんごいあまのじゃくだし不器用だし意地っ張りだけど、もっとぎゃーぎゃー笑ってわんわん泣いて、ほんとあいつバカみたいって思われても誰もそれを笑う事が出来ないくらいに真剣に生きなきゃいけない。 先週3年ぶりにイギリスへ行ったの。 日本に帰ってきてスケジュール帳を開いたとき、ずっと楽しみにしてた予定が終わった事実と真っ白のこれからを見て、あぁ、寂しい、終わってしまったんだなぁ・・ってがっかりしてる自分に愕然としたの 何を言ってるのかと思って! 自分が自分の物語を作る そんな事とうの昔から分かってる なのにがっかりしていた自分に愕然としたの ほっぺ思いきり叩いて、毎日がむしゃらに生きないとと改めて感じた 自分で未来を描かなくちゃ何も始まらないんだから もうすぐ10月を迎える 2016年も終わりが近づく 仕事では2017〜2018年の秋冬物を企画している 時の早さに驚いている ボルドー ネイビー キャメル カーキ ブラウン 秋冬に向けて私の提案する柄はどれもこっくりとした色に染まって誰かの特別な日を彩れる日を待っているの それは私の手で描いた柄がある人に紡がれた糸である人に織られてある人に染められてある人に縫われてある人に売られてあなたが手にとってくれる、1年越しの長い物語なの この大きな輪の中にいる事がものすごくものすごく怖かったけど 夏を迎えた頃にこの責任も受け入れられた 本当に良いものはどんな責任だってへいちゃらで、任せなさいと言えるはずだから ものづくりをして生きるというのは難しいことだ デザイナーとは創造的なようで現実的な仕事だ 夏までの私は相当苦しかった でもその苦しみを抜けたからってちょっと気持ちがフワッとしてしまって