2015-04-04

誓い



Bloggerの存在すら、忘れていた私
以前の投稿を読み返すのも恥ずかしい程だけど、書いてみる。
21歳になりました。



エイプリルフールの誕生日は、なかなか気に入ってるの。ちょっとおかしな春の始まりの日。新たなスタートにワクワクするし、大好きなデビー・レイノルズと同じ誕生日だから。


5日ほどお父さんとお母さんの新しい家に遊びに行ってた。猫3匹とゴロゴロして、犬と弟と風船やマリオカートで遊んで、家族みんなで歌いながらドライブして毎晩眠らずにトランプして、本当にただただ楽しい日々。特別な事なんて何もいらなくって、みんなでいる それだけで最高なの。大好きなの。

だけど、今の私が日々を生きる世界はここではない。今、私は東京で生きる時だ。19の私がイギリスで生きたいと思ったように、今の私は東京で生きたいと思っている。

今日東京に帰って来た。田村セツコ先生から「これから宇野亜喜良先生とお茶、来れる?」とメールが来ていた。数日間今までの世界を離れていたから、なんだか改めてビックリしてしまった。私は、とんでもない世界に足を踏み入れてしまったのだ。

日本に戻って、20になって、なぜか絵と文を始めた。始めたってのは間違いだ、絵と文は、まだ友だちもいないころからずーっと私と共にいた。ただ、人に見せることを始めたの。能天気に、何も考えずに。ただただ大好きなセツコ先生にお逢いしたくて、描き/書きためた作品をお見せした。先生はこんな私に対しても「これはいいわね」「この色合わせは変」などコメントして見てくださる。先生から技術的に教わる訳でなくても、なぜか絵は少しずつ少しずつ良い方に変化していく。


昨年末頃から、イラストレーターとして長く活躍される方々やグラフィックデザイナーの方に 偶然お逢いして作品を見ていただけることが何度かあった。技術も経験もないただの学生である私に対しても、(セツコ先生の紹介ということもあり) 皆様あたたかな目で見て褒めてくださった。そして20歳が終わる3月、ある雑誌編集の方にまた偶然作品を見ていただけた。その方はとても具体的なアドバイスをくださって、その時初めてセツコ先生からも 厳しめのアドバイスをいただいた。 

そこでようやく、私は気がついたの。もう遊びじゃないんだ、ここからは違う世界。いつの間にか私は、イラストの世界に足を踏み入れてしまった。

それは先の見えない、手探りの道のりです。まだまだ技術もない、経験もない。私に何ができるの?でも私、表現がしたいんだ。その方法の一つとして、イラストを選んだんだ。急に怖くなった。でもワクワクしているの。もう後には戻れない。何も知らなかった頃の私には戻れない。これから何が起こるのかわからないけど、どんなに辛くても頑張れると思った。泥臭くていい、がむしゃらに。だって私の未熟なイラストも文も、何も考えずに色んな人に見せてきたもん、(今更恥ずかしくなってるけど) 自分が未熟なのを知っているから、何も恐れる必要はない。ただひとつ、後悔だけはしないように。自分のことを、胸をはって好きでいられるように。


「仕事が絡むと、自分の表現が狭まる。それが勿体無い。」
そう言う人にも出逢いました。私と同じ誕生日の彼は既にトップを極めた人で、一周まわって子どもの頃の自分に戻ったようでした。彼の言うことも、実際私は感じました。"人に見せる"前提で描こうとすると、急に、勝手にプレッシャーを感じて のびのびとは描けなくなる。でも私は、それは違うと思いました。今私は、どんなに批判され、ダメ出しされてでも好きなことを仕事にしたいです。批評を恐れたら、趣味で終わってしまう。それは悔しいです。今の確固たる自分の表現を持つセツコ先生でさえ、編集の方に言われて描き直しをしている姿を私は知っています。タフでないと、生きていけません。


今世の中は就活が始まっています。「ディオールと私」を見て、やっぱり"ものづくり"を仕事にしたいと思いました。私は、カッコ悪く聴こえるかもしれないけれど、愛のある作品が作りたいです。愛が伝わる作品。だけど就活しながらも、最後の学生生活の時間を大切に、たくさん勉強します。絵も、今のうちにできるだけ多くの方に見てもらって、意見をもらいます。誰かに作品を見せるのって怖い、けれど今私が一番必要なことです。学生のうちに絵の仕事はできないかもしれないけど、それでもずっと、ずっと続けます。この想いは、セツコ先生に誓いました。

それから、大切な人たちのために働きたい。やっぱり私の作品を見てほしい、私の仕事を誇りに思ってほしい。大切な友達と家族の話をして、彼女が改めて気づかせてくれたこと。アメリカを一人旅しても、ヨーロッパを一人旅しても、ふと思い出すのは他愛もない日々のこと、大好きな家族のこと。結局私が一番大切にしてるのは、そこなんだ。だから、どんなに大変な仕事でも頑張れる。私は、守りたいものがある。そう思うと、世の中のお父さんたちって本当に強くて、かっこいいです。先生と、お父さんの話をして 2人でぽろぽろ泣きました。ここまで育ててくれたお父さんが本気でこの道を頑張れと言っているから、本気の本気で頑張らなくちゃ。絶対絶対仕事にするの。私なりに、表現して、愛を伝えていくの。


長くなってしまった
20の私の胸に秘めた、ひみつの決意。
21の私がバトンを受け取り、叶えていく。まだスタートは切ったばかり。嬉しいです。楽しみです。